画面調整の奨め
あなたが見ているこの画面は正しい色と階調を再現していますか?
こちらのグレー・スケールはどう見えますか?
20階調を判別できるでしょうか? 色づいて見えませんか?
調整しないと...
- 目に負担がかかり、疲れの原因になります。
- 作者の意図しない状態で作品を見ることになります。
- あなたが作成した画像を、他の人が見ると違って見えてしまいます。
-
調整すると...
- 目が楽になり、疲れにくくなります。
- 空や肌の階調が豊かになります。
- 暗部、明部の微妙な表現が再現できます。
- 作者が意図したとおりの作品を鑑賞できます。
- 加工・印刷・公開する画像を、より多くの人に意図通りに見てもらえます。
-
色数
まず画面の設定を確認しておきましょう。
可能であれば、24bit色以上に設定します。
もしも動作速度が遅い・重いと感じるようであれば、仕方ありません。16bit色に戻しましょう。
) 24bit → 32bit にしても人間の眼にはほとんど見分けられないといいます。
) また、さほどこだわらないなら 16bit(65,536色) でもよいでしょう。
) 1998年以前は、グラフィック・カード、CPUの処理速度が不足していたため
) 速度を求めるときは 256色設定に切り替えたりする時代もありましたが...
画面の調整
厳密には、画面調整を始める前に、CRTの場合、暖機運転が必要です。
電源投入し画面表示した状態で 30分( できれば 120分 )以上経ってから、画面調整を始めてください。
( スクリーン・セーバや、モニタ省電力してちゃだめです... )
- 明るさ( Brightness )は純黒表示で
まず画面が、純黒を正しく再現しているか確かめます。
画面の表示領域と、上下左右の非表示領域の明るさを見比べます。
境界線が判別できるようだと明るすぎます。
明るさ( Brightness )調整して、境界線がぎりぎり見分けがつかなくなるところに設定します。
→純黒表示
- コントラスト( Contrast )は純白表示で
つぎに画面が、純白を正しく再現しているか確かめます。
手元に「まっしろな紙」を用意してください。
コントラスト( Contrast )調整しておなじ明るさに見えるよう調整します。
( この時点で色合いの違いは気にしないこと )
→純白表示
ここまでで、白と黒が自然に再現されるように調整できたはずです。
- 色温度( Color Temperature )
もし色温度( Color Temperature )を調整できるなら、
手元の白い紙と→純白表示画面を見比べながら、
できる限り似たような白になるよう色温度を調整します。
昼光色 : 5500K が基本ですが、人の目は、周囲の太陽の位置、照明、室内の壁の色等に順応します。
) 厳密には、周囲の光色環境が変わる毎に色調整が必要です。
) 印刷等の現場では一日に何度も調整を行いますが、一般には無理ですね。
あなたの一般的な作業時間帯に合わせて調整をしましょう。
- 色調整( RGB, ColorBalance )は写真で
この色を見て、おかしいのか正確なのか判断できますか?
画面だけを見たのでは判断のしようがありません。
今すぐできることは、白を白く表現できるようにすることです。
手元の白い紙と→純白表示画面を見比べながら、
できる限り似たような白になるよう色調整を行ってください。
色の偏りは、これである程度、解消できます。
webサイトでお気に入りの写真を見ながら、自分好みにモニタ調整しても良いです...が
単に「自分好みの色にモニタ設定をいじった」ということになります。
ご自分のオリジナル写真にあわせて調整するのも、ある意味メリットはあります。
自分のカメラ、スキャナ、プリンタの癖を自分のモニタ出力において最適にできます...が、
「自分の機器組み合わせにおける最適設定」ですから、他の人に見せると「なんか変」と言われるかもしれません。
正確な色調整には、信頼できる基準画像が必要です。
基準画像ファイルと、それを正確に再現した印刷物( リファレンス・チャート )がなければ色調整はできません。
色調整にこだわるなら、書店に足を運ばれるのもよいかもしれません。
書籍:「AdobePhotoShopTM AtoZ III」株式会社BNN ISBN4-89369-342-5
は、\5,000- で、印刷見本とオリジナルの画像データが付いています。
印刷見本と画面表示を見比べながら、モニタの調整を行うことができます。
[ sample ]
関連サイト
since 99/06/02(水)23:45:51
©